ホテルに建つ公式灯台が一般公開 神戸メリケンパークオリエンタルホテル

日本唯一のホテルに建つ公式灯台が特別に一般公開されます。神戸メリケンパークオリエンタルホテルにある阪神淡路大震災で被災した旧オリエンタルホテルから受け継がれた灯台となります。

海上保安庁から正式認可を受けています。1995年7月のホテル開業から現役の灯台として神戸港を行き交う船舶の安全を見守り続けています。海抜約55メートルに建つ灯台が間近を見学できます。

ホテルに建つ公式灯台が一般公開の開催日時は、2020年1月17日(金)の15時から17時までです。開催場所は神戸メリケンパークオリエンタルホテルの14階にある南側バルコニーです。

事前の予約は不要で、参加料金は無料です。見学は自由で、雨天決行で荒天時は中止となります。

ホテルに建つ公式灯台が一般公開の詳細・基本情報

開催日時 2020年1月17日(金)15:00~17:00
開催場所 神戸メリケンパークオリエンタルホテル 14階 南側バルコニー
参加料金 無料
事前予約 不要
住所 〒650-0042 兵庫県神戸市中央区波止場町5-6
電話 078-325-8111
アクセス 神戸市営地下鉄海岸線 みなと元町駅から徒歩8分、JR電車 神戸駅から徒歩15分
駐車場 約300台(1階 神戸市営駐車場、3階 正面玄関前)
駐車料金 1時間420円(1階 神戸市営駐車場)、1時間500円(3階 正面玄関前)

ホテルに建つ公式灯台が一般公開の内容

2020年1月17日(金)の15時から17時まで、兵庫県神戸市中央区にある神戸メリケンパークオリエンタルホテルで、日本唯一のホテルに建つ公式灯台が特別に一般公開されます。

神戸メリケンパークオリエンタルホテル灯台は、1964年に旧オリエンタルホテルが中央区京町に移転に合わせて「港町 神戸のシンボル」をテーマに日本で初めてホテルの屋上に設置されました。

第5代社長に就任した日本郵船の安部正夫さんの神戸に対する想いから実現しました。

1995年の阪神淡路大震災で旧オリエンタルホテルが全壊したことで休止されました。同年7月に中央区波止場町の神戸メリケンパークオリエンタルホテルの開業に合わせて移設されて存続しました。

1995年7月7日の点灯式では、午後7時7分に神戸の復興を願う777発の花火が打ち上げられました。ホテル開業から再び神戸港を行き交う船舶の安全を見守見守り続けています。

旧オリエンタルホテルから受け継がれたホテルに建つ灯台は、世界でも大変珍しいです。海上保安庁から正式認可を受けています。これまで24年に渡り神戸の海を照らし続けています。

現在、ホテル14階の南側バルコニーで海抜約55メートルの位置に立っています。

特別一般公開は、事前の申込は不要です。参加料金は無料で自由見学です。雨天決行で荒天時は中止となります。普段一般公開されていない貴重な灯台を間近で見学することができます。

当日は、一年に一度の阪神淡路大震災の日でもあります。あの日から一日も休むことなく、神戸の復興を願いながら神戸の海の安全を見守り続ける灯台はがあります。

灯台記念日に一般公開

2019年は11月1日の灯台記念日に特別一般公開されました。

灯台記念日は、日本で初の洋式灯台である神奈川県横須賀市にある観音埼灯台の起工日(1868年11月1日)を記念して海上保安庁が日本の記念日に制定しました。

毎年各地の灯台で記念行事が行われています。2019年は150周年を迎える記念の年です。神戸では150周年記念に灯台の形をしたスイーツ「Le Phare(ル ファーレ)」が販売されました。

灯台スイーツ「Le Phare(ル ファーレ)」は、ラウンジ&ダイニング「ピア」の料理長岸本達哉さんが考案しました。

しっとりフワフワのパンケーキをベースに、ホテルの最上階に設置される灯台をイメージしてマスカルポーネクリームでタワーを作りました。

内部にアイスコーンを入れられてサクサクの食感を楽しめます。パンケーキやクリームとの相性も抜群です。海面でキラキラ浮かぶ波間の白く輝く様子をクレームシャンティで表現しています。

ダコワーズとカスタード入りのプチシューで飾されています。マラスキーノチェリーとミントで、特徴のある赤と緑の2色が交互に光る灯りを表現しています。

昭和天皇の歌碑

1956年に、昭和天皇が宿舎として旧オリエンタルホテルを利用された際に、神戸みなとまつり・海上提灯行列の夜景をご覧になられました。

翌年に、宮中歌会始の儀で「灯」の御題のもとに当時の印象をお詠みになられました。歌碑は、灯台と一緒にホテル14階の南側バルコニーに設置されています。

昭和天皇の歌碑:港まつり 光りかがやく夜の舟に こたへてわれも ともしびをふる

2体の巨大鬼瓦

1964年に、日本最古級の西洋式ホテルとされる旧オリエンタルホテルが中央区京町に移転して新築された際に、ホテルのアッパーラウンジの壁面に2体の巨大「鬼瓦」が設置されました。

阪神淡路大震災を機に受け継いだ「鬼瓦」は、神戸メリケンパークオリエンタルホテル4階の宴会場フロアの壁面に設置されました。

2014年6月に宴会場のリニューアルで鬼瓦は一旦撤去されて、ホテル倉庫に保管されました。

神戸開港150年を迎えた2017年に、神戸の平和を守るシンボルとして神戸の復興の証として役立てたいという想いから、神戸の街に向いたホテル正面の玄関に設置されました。

阪神淡路大震災の年にたくさんの方の協力を得て開業しました。港町 神戸とともに歩んできたホテルとして受け継がれた文化を継承することを表現しています。

2017年12月7日に除幕式が開催されました。現在、誰でも見学できます。

ホテルに建つ公式灯台があるホテル

日本唯一のホテルに建つ公式灯台が特別に一般公開される神戸メリケンパークオリエンタルホテルは、船のような風貌の建物から美しい眺望が楽しめるリゾートホテルです。神戸メリケンパークのメリケン波止場にあります。

港町 神戸発祥の地で周囲270度が海に囲まれたロケーションです。港の風景、汽笛の音、潮風の香りなど全室にオープンテラスが完備されています。港町の雰囲気を五感で体験できます。

お洒落な神戸のリゾート気分を満喫できます。ウッドデッキのバルコニーとオープンエアスペースが特徴です。窓からはハーバーランド、高層ビル群、船のイルミネーション、水面に映るネオンを楽しめます。

周辺には、神戸のシンボル「神戸ポートタワー」とモニュメント「BE KOBE」、海洋博物館、スタバ、海から山に連なる神戸の街のイルミネーションが広がります。

ホテルに建つ公式灯台のアクセス

日本唯一のホテルに建つ公式灯台が特別に一般公開される神戸メリケンパークオリエンタルホテルのアクセスは、電車、自動車の2つの方法があります。なお、公式灯台は、神戸メリケンパークオリエンタルホテルで14階の南側バルコニーにあります。

電車の場合

電車の場合は、新幹線を利用する方法、JR電車を利用する方法、阪急電車・阪神電車・山陽電車を利用する方法、地下鉄を利用する方法があります。

新幹線を利用する場合

新幹線を利用する方法は、新神戸駅で降車します。新神戸駅からは、地下鉄もしくはバスの利用となります。

JR電車を利用する場合

JR電車を利用する方法は、神戸駅で降車します。神戸駅から徒歩15分で神戸メリケンパークオリエンタルホテルに到着します。

阪急電車・山陽電車を利用する場合

阪急電車・山陽電車を利用する場合は、花隈駅で降車します。花隈駅から徒歩15分で神戸メリケンパークオリエンタルホテルに到着します。

阪神電車を利用する場合

阪神電車を利用する場合は、阪神元町駅で降車します。阪神元町駅から徒歩15分で神戸メリケンパークオリエンタルホテルに到着します。

地下鉄を利用する場合

地下鉄を利用する場合は、みなと元町駅で降車します。みなと元町駅から徒歩8分で神戸メリケンパークオリエンタルホテルに到着します。

自動車の場合

自動車の場合は、大阪方面からお越しの場合と姫路方面からお越しの場合で、高速道路の最寄りとなる出口が異なります。

大阪方面からお越しの場合

大阪方面からお越しの場合は、高速道路の阪神高速3号神戸線の「京橋」出口から下ります。「京橋」出口から約5分で神戸メリケンパークオリエンタルホテルに到着します。

姫路方面からお越しの場合

姫路方面からお越しの場合は、高速道路の阪神高速3号神戸線の「柳原」出口から下ります。「柳原」出口から約5分で神戸メリケンパークオリエンタルホテルに到着します。

神戸オリエンタルホテル駐車場

  • 住所:〒650-0034 兵庫県神戸市中央区京町25
  • 電話:078-326-1500
  • 収容台数:約300台(1階 神戸市営駐車場、3階 正面玄関前)
  • 駐車料金:1時間420円(1階 神戸市営駐車場)、1時間500円(3階 正面玄関前)